きまぐれブログ 「自然と里山・山野草と」 by uncletoya
 
「信濃路」彼方此方、見てある記・・・折々の、身近な自然や草花を主題に掲載しています。
 


2012年1月13日を表示

12.01.13 高山村、奥山田蕨平 手打ちそば「みはらや亭」

山田温泉から小布施方面へ下る、県道66号・蕨平地籍に蕨温泉が在る。
その辺り、旅館・食堂・入浴施設などが固まって並んでいる。

以前通り掛って、蕎麦屋の看板を見た。
普段は殆んど通らない場所、偶々昼時でもあったので寄って見ようと思った。



店に入る前、気になって覗いて見た。
と言うのは、看板がラーメンなども扱う食堂だったからである。

穴場であれば、言うこと無いのだが・・・。



一度だけの体験として、客になってみようと決意した。
入り口を入った店内は、雑然として正に田舎の食堂そのものである。
些か尻込みしたが、今更踵を返す訳にはいかない。
厨房には、チョッと見ても蕎麦打ちの設備も見当たらない・・・。



椅子に掛ける前に、お手伝いのオバちゃんが茶を出してくれた。
出されたテーブルに、向きだけ選んで腰を下ろす。

壁に下がったメニュー札を見てざる蕎麦を注文した。
注文を言うと、同時に厨房から別のオバちゃんが了解の返事をした。
待つ間、壁の貼られた色紙を見ると、「舞の海」と読めるものがあった。
帰宅して、netで舞の海のサインを確かめたら、正しくそれであった。


日付けは、H15.12.24となっていた。
彼は9年前、クリスマスイブにこんな田舎に来てたんだ・・・。



程なく、厨房に居たオバちゃんがざる蕎麦を運んで来た。600円。
なんとも、年季の入ったアルミのお盆に載っている。
刻んだ葱も、硬そうな感じ・・・。
でも、一口食べたら違和感と悪いイメージが掻き消えた。
しっかりした腰のある蕎麦、液も甘辛らず適度な濃さであった。






帰宅してnetで検索したら、此処で食した人が二人、感想を投稿していた。
其れに因ると、普段はおじさんが居るらしく、蕎麦は自家栽培・自家製粉・手打ちとの事、液も自家製とのことである。
店内の雰囲気から、根掘り葉掘り聞く事がはばかられたが、チャンと聞く人も居るんだ・・・。



2012年1月13日(金)15:30 | トラックバック(0) | ◇信州蕎麦の食べ歩き | 管理


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